- 著者 恒川 光太郎
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784048740326
南の子供が夜いくところ
- 著者 恒川 光太郎
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784048740326
呪術的な南洋諸島の時空間を自由自在に語る、恒川版マジックリアリズム!
島に一本しかない紫焔樹。森の奥の聖域に入ることを許されたユナは、かつて〈果樹の巫女〉と呼ばれた少女だった……。呪術的な南洋の島の世界を、自由な語りで高らかに飛翔する、新たな神話的物語の誕生!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「南の子供が夜いくところ」感想・レビュー
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生まれては懸命に生き、土に還る人々。鷹揚で、でも時には残酷さを露にし、油断ならない神々。両者がとても近しい、それが自然な異国の南の小島。どの物語も身体の奥深くに染み渡り、潤いをもたらすようだ。作中の「オ …続きを読む2014年12月18日148人がナイス!しています
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恒川ワールドが和の異世界から洋の異世界へ。お箸の国の日本人が、一般的に思い描く海外の南の島は、有りそうでいて無い異世界トロンバス島。色彩鮮やかに実る果実は甘味・苦み・酸味と味もさまざま。口にすれば幻覚 …続きを読む2011年08月10日144人がナイス!しています
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沖に流されているのか陸に引き寄せられているのか・・・現在地すらもわからないまま南洋の波間をたゆたっている、そんな不思議な感じのする連作短編集でした。恒川作品の特色の一つである『閉じ込められていくような …続きを読む2011年07月13日144人がナイス!しています