壊れた脳 生存する知

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044094133
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壊れた脳 生存する知

  • 著者 山田 規畝子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044094133

高次脳機能障害の苦しみに決して諦めない心で向き合う医師の、感動の手記。

3度の脳出血で重い脳障害を抱えた外科医の著者。靴の前後が分からない。時計が読めない。そして、世界の左半分に「気がつかない」……。見た目の普通さゆえに周りから理解されにくい「高次脳機能障害」の苦しみ。だが損傷後も脳は驚異的な成長と回復を続けた。リハビリをはじめとする医療現場や、障害者を取り巻く社会環境への提言など、障害の当事者が「壊れた脳」で生きる日常の思いを綴る。諦めない心とユーモアに満ちた感動の手記。 3度の脳出血で重い脳障害を抱えた外科医の著者。靴の前後が分からない。時計が読めない。そして、世界の左半分に「気がつかない」……。見た目の普通さゆえに周りから理解されにくい「高次脳機能障害」の苦しみ。だが損傷後も脳は驚異的な成長と回復を続けた。リハビリをはじめとする医療現場や、障害者を取り巻く社会環境への提言など、障害の当事者が「壊れた脳」で生きる日常の思いを綴る。諦めない心とユーモアに満ちた感動の手記。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

文庫版序文:「あきらめないで!」
高次脳機能障害者として生きる
医師として、そして障害者として
高次脳機能障害をひと言で言うと……
高次脳機能障害が「見えない障害」と言われるわけ
生存する知──「脳には学ぶ力がある」
高次脳機能障害者にとって暮らしやすい「地域づくり」
文庫化にあたって増補・改訂したこと

序章 壊れた脳の中、教えます
時計が読めない!
三十四歳で「余生」!?
思わぬ出会い
カリスマのお告げ

第1章 私は奇想天外な世界の住人
切れたかもしれん
転落事件
医者のくせに
見えれども見えず
なんでこうなるの?
二次元の世界
下りる階段? 上る階段?
記憶がやられた
私の言葉は失われたか
詩・俳句……ダメだこりゃ
本が読めない
私は非常識人
体がゆがんでいる?
部屋の中で迷子
辞書が引けない

第2章 脳に潜んでいた病気の芽
脳卒中発作の前兆
かつてない健康感
突然の闇
モヤモヤ病
整形外科医デビュー
ベルトコンベアー式結婚
「妊娠しちゃったんだ」
長男誕生
三十四歳、脳出血に倒れる

第3章 病気を科学してみたら
私、老人なんです
いろいろな自分に会える
高次脳機能障害のつらさ
へこんだままでいたくない
できない自分と折り合う
手探り
もうひとりの私
鍵になるのは記憶
記憶のしくみ
「年少さん、お休みです」
絵本袋を縫う
息子と競争
ペーパードライバーズコース
注意力の配分ができない
もう一度医師として
白衣がまぶしい
言葉を発する力
患者さんとご家族に伝えたかったこと
脳は大食漢
どんな脳でも学習する

第4章 あわや植物人間
再び脳出血、初めての麻痺
死にたい
オムレツの日々
職場に再々デビュー
プライド
意識と理性
半側身体失認と半側空間無視
服が着られない
ここはどこ?
数オンチ
漢字が書けない
この痛みはどこから?
うまく飲み込めない
病気で失ったもの
「徳俵」の女

第5章 世間はどこもバリアだらけ
やさしくない街
バリアリッチな学校
新聞は冷たい
バリアな人、バリアなもの
こんなことでいいの?
患者のやる気をそがないで
リハビリは想像力
自分の主人は自分

第6章 普通の暮らしが最高のリハビリ
奇跡的回復
神秘の脳
時間の経過が必要
など

おわりに
解説──神経心理学が解く山田さんの障害 山鳥 重

文庫版あとがき:「脳の中のもうひとりの私」、そして「今の私」
など

「壊れた脳 生存する知」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 二度の脳虚血と三度の脳出血で空間性認知障害、記憶障害、言語障害、そして注意障害など、高次脳機能障害を経験する。しかし医者でもある彼女は決して諦めることなく障害に立向かう。宇野千代女史の「困ったことがあ 二度の脳虚血と三度の脳出血で空間性認知障害、記憶障害、言語障害、そして注意障害など、高次脳機能障害を経験する。しかし医者でもある彼女は決して諦めることなく障害に立向かう。宇野千代女史の「困ったことがあっても知らん顔していればなんでもない」を心に刻み、尊敬する山鳥教授の「人間の行動は『記憶』である」という言葉を噛みしめる。そして39歳で辿り着いたのは「人生とは自分探しの旅」であった。脳が壊れたらどうなるか、それを患者自らが語った。同障害者へ勇気とリハビリへの指針を与え、医療関係者への提言がキラリと光る。 …続きを読む
    書斎六尺
    2017年07月25日
    56人がナイス!しています
  • 整形外科医の著者は、37歳のときに3度目の脳卒中を起こし、重い脳障害(高次脳機能障害)の後遺症を抱えた生活を余儀なくされます。空間が(遠近感のない)二次元に見えたり、数秒前の記憶がなかったり、時計の文字 整形外科医の著者は、37歳のときに3度目の脳卒中を起こし、重い脳障害(高次脳機能障害)の後遺症を抱えた生活を余儀なくされます。空間が(遠近感のない)二次元に見えたり、数秒前の記憶がなかったり、時計の文字盤が読めなかったりと様々な障害のエピソードが客観的・医学的に、そして明るいタッチで描かれています。気が滅入るような話の中にも希望の光が見いだせるように書かれているところがすばらしい。たいていの人はいつか「障害」と生きる日が来ます。いろんな意味で参考になる一冊。○ …続きを読む
    チャーリブ
    2022年10月27日
    54人がナイス!しています
  • 様々な試行錯誤を重ねて生きている山田さんが持つ患者としての視点、医師としての視点、その両方が重なることってとても意義あることだと思うのです。これまで患者側から伝えられなかった部分を、もっともっと多くの 様々な試行錯誤を重ねて生きている山田さんが持つ患者としての視点、医師としての視点、その両方が重なることってとても意義あることだと思うのです。これまで患者側から伝えられなかった部分を、もっともっと多くの人に伝えて欲しいなと思うのです。 …続きを読む
    Roko
    2022年01月08日
    37人がナイス!しています

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