閉ざされて

閉ざされて

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年01月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784048740074

閉ざされて

  • 著者 篠田 真由美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年01月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784048740074

驚愕のラスト! 著者渾身のミステリー

函館の西郊に海を臨んで建つ邸宅。3代続く老舗宝石店の遺産をめぐり、家族の謎が明らかになる……。鮮やかな叙述で導かれる驚愕のラスト。著者渾身のミステリー! 函館の西郊に海を臨んで建つ邸宅。3代続く老舗宝石店の遺産をめぐり、家族の謎が明らかになる……。鮮やかな叙述で導かれる驚愕のラスト。著者渾身のミステリー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「閉ざされて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • いびつな物語という印象。多分初めの方で主人公の悩みの正体には気づいてしまうと思うので、歯痒く思うと同時によってたかって弱いもの虐めという感じと結局お金という嫌な気分が終始まとわりついてしまう。一人くら いびつな物語という印象。多分初めの方で主人公の悩みの正体には気づいてしまうと思うので、歯痒く思うと同時によってたかって弱いもの虐めという感じと結局お金という嫌な気分が終始まとわりついてしまう。一人くらい本当に受けとめてやれる人間はいなかったのか?疑いながらも心開きかけたところに何て残酷なことを。あの娘が一番嫌いだと思った。 …続きを読む
    リッツ
    2016年09月04日
    26人がナイス!しています
  • 良くも悪くも篠田真由美さんらしい耽美的ミステリ。人の住む洒落た建築物と因習めいた家族というのは、ある意味、横溝正史ミステリみたく篠田さんが確立した独自の作風かも。ミステリとして読むより昭和の雰囲気を味 良くも悪くも篠田真由美さんらしい耽美的ミステリ。人の住む洒落た建築物と因習めいた家族というのは、ある意味、横溝正史ミステリみたく篠田さんが確立した独自の作風かも。ミステリとして読むより昭和の雰囲気を味わいながら古き佳き少女小説(吉屋信子さんみたいな?)や「新本格派」が出始めの頃のミステリとして読んだ方がいいかも。 …続きを読む
    RIN
    2014年01月17日
    23人がナイス!しています
  • ★★★★★ 図書館 綺麗にまとまっている。篠田氏らしい、変わった館が出てくるのかと手に取ったのだが、構成の妙、特にそのフェアプレイぶりに魅了された。ミステリ好きの癖に、当てずっぽうで展開を予測するのが常の ★★★★★ 図書館 綺麗にまとまっている。篠田氏らしい、変わった館が出てくるのかと手に取ったのだが、構成の妙、特にそのフェアプレイぶりに魅了された。ミステリ好きの癖に、当てずっぽうで展開を予測するのが常の私が、後半に入って叙述トリックの真相はほぼ看破できると言えば、そのフェアッぷりがわかるだろう。ヒントをきっちり拾い集め、それを綺麗に並べ直して新たな絵を見つける快感―推理の醍醐味をじっくり味わえる一品。読了後冒頭を読み返すと何とも言えない味わいがある。 …続きを読む
    浅葉
    2010年06月10日
    22人がナイス!しています

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