テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年02月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784047101784

テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力

  • 著者 佐藤 優
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年02月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784047101784

新帝国主義、到来。戦争と恐慌の世界に浸透するテロとファシズムを読み解く

新自由主義イデオロギーが駆動するグローバル資本主義のもと、帝国主義化するアメリカ、ロシアなど大国の動向を探り、資本主義敗者の不安と閉塞感が排外主義とファシズムに吸収される現下世界情勢の危機を警告する。 新自由主義イデオロギーが駆動するグローバル資本主義のもと、帝国主義化するアメリカ、ロシアなど大国の動向を探り、資本主義敗者の不安と閉塞感が排外主義とファシズムに吸収される現下世界情勢の危機を警告する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なかなか難解な内容。ファシズムと不安。そういう見方があるんだなと新しい視点を学べた。当時の時代背景をテーマに書かれている部分も多く、時代の流れは感じた。 なかなか難解な内容。ファシズムと不安。そういう見方があるんだなと新しい視点を学べた。当時の時代背景をテーマに書かれている部分も多く、時代の流れは感じた。
    とくけんちょ
    2020年08月28日
    57人がナイス!しています
  • 佐藤優氏の2009年発行著作。ロシアが2000名の死者を出しグルジアの国家主権を踏みにじりグルジア領の南オセチアとアブハジアを独立させロシア軍を駐留させることになった2008年のロシア・グルジア戦争をひきあいに、 佐藤優氏の2009年発行著作。ロシアが2000名の死者を出しグルジアの国家主権を踏みにじりグルジア領の南オセチアとアブハジアを独立させロシア軍を駐留させることになった2008年のロシア・グルジア戦争をひきあいに、国際社会の現状を新帝国主義であると説く。日本においても若人の貧困が存在し、テロ、更には自衛隊のクーデターが戦前の様に起こりかねない状況が存在すると危惧する。戦慄を覚えた。そしてテロやクーデターに対抗のため究極的暴力ファシズムを産むと解説。 …続きを読む
    Isamash
    2022年03月23日
    29人がナイス!しています
  • 《購入本》左巻に続き読了。ファシズムは、第二次世界対戦の終結とともに過去の遺物となっていたように考えていたが、それが大きな誤りであることがわかった。左巻で説かれた新自由主義の対辺としてファシズムの甘い 《購入本》左巻に続き読了。ファシズムは、第二次世界対戦の終結とともに過去の遺物となっていたように考えていたが、それが大きな誤りであることがわかった。左巻で説かれた新自由主義の対辺としてファシズムの甘い罠は足元に転がっているのかもしれないのだ。新自由主義にもファシズムにも落ち込まずにどのような選択を我々はすべきか。そしてその二つの罠は、声高に自らの正体を名乗らないだけに相当の用心が必要だ。佐藤優の著作は私たちに足元に隠れている罠を巧みに暴き晒してくれる。 …続きを読む
    SOHSA
    2015年12月19日
    28人がナイス!しています

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