秋の牢獄

秋の牢獄

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年10月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048738057

秋の牢獄

  • 著者 恒川 光太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年10月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048738057

日本ホラー小説大賞出身の新鋭・恒川光太郎、待望の最新短編集!

11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか? 11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「秋の牢獄」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 恒川 光太郎は、新作中心に読んでいる作家です。本日(11/7)に未読の本書を読みました。幻想短編3作で表題作がやはりオススメです。 著者が11/7に拘る理由や読者が11/7にそんなに盛り上がる理由が良く解りません。 恒川 光太郎は、新作中心に読んでいる作家です。本日(11/7)に未読の本書を読みました。幻想短編3作で表題作がやはりオススメです。 著者が11/7に拘る理由や読者が11/7にそんなに盛り上がる理由が良く解りません。もしかして、著者は鍋奉行だったりして(笑) https://www.nnh.to/11/07.html …続きを読む
    starbro
    2020年11月07日
    458人がナイス!しています
  • 本当に透明感あふれる、爽やかなファンタジーとも言えるタイトル作品。とてもよかったです。『時間ループ物語論』で紹介されていたので、気になっていたが、偶然にも古書店でお目にかかって購入できた。あとの2作が 本当に透明感あふれる、爽やかなファンタジーとも言えるタイトル作品。とてもよかったです。『時間ループ物語論』で紹介されていたので、気になっていたが、偶然にも古書店でお目にかかって購入できた。あとの2作が、タイトル作より相当にドロドロした世界で、わたし的には、やはりタイトル作のような世界の方がいいと思った。ホラーにもこんなヴァリエーションがありうるのだ。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2017年10月30日
    455人がナイス!しています
  • 人間誰にでも、同じ日を繰り返したり、ある範囲から出ることができないと言った捕われるということに、当初は困惑するであろうが、時が経つと心地良いという感覚に陥ってしまうのではないだろうか。一見、自由を保障 人間誰にでも、同じ日を繰り返したり、ある範囲から出ることができないと言った捕われるということに、当初は困惑するであろうが、時が経つと心地良いという感覚に陥ってしまうのではないだろうか。一見、自由を保障されているようであっても、実は生活上で規則や規律に縛られている方が、自由を謳歌できるような気になってしまった。3編の中では表題作が一番のお気に入りでした。 …続きを読む
    ちょこまーぶる
    2012年08月22日
    383人がナイス!しています

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