- 著者 小川 洋子
- デザイン 片岡 忠彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年08月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784048737920
夜明けの縁をさ迷う人々
- 著者 小川 洋子
- デザイン 片岡 忠彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年08月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784048737920
もし彼が零れ落ちそうになったら、私が受け止めてあげようーー珠玉の作品集
風変わりな曲芸師と野球少年の友情、放浪の涙売りの恋、エレベーターで生まれたE.Bの生涯.、老嬢が語る作家だった祖父の形見の話……どこか奇妙ですこし哀しい人々を、手のひらですくうように描いた、珠玉の作品
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「夜明けの縁をさ迷う人々」感想・レビュー
-
読友さんの感想を読んで、好みの作品だろうなぁという予感的中。何処かほの暗く、歪で、その世界に踏み入れたらもう目が離せない九つの短編。野球少年と曲芸師。人体楽団と涙を売る女。エレベーターと一体化する少年 …続きを読む2022年05月13日79人がナイス!しています
-
あっ、そう来たのか・・・。一言でいうと、そうなる。確かに、夜明け前のある一瞬は、独特の時間だと思っている。1日が切り替わる瞬間でありながら、何か、間があるようにも思う。そんな間に迷い込んだら、こうなっ …続きを読む2022年07月18日73人がナイス!しています
-
書名が表すとおり、さ迷う人々の物語。そして、この一冊は匂い(臭いが似合いか)がする。例えば部屋を埋め尽くす花や食べ物。そこから微かに漂う死臭。半死半生のカラス。謎の生き物「サンバカツギ」。ミックスジュー …続きを読む2015年02月28日73人がナイス!しています