二十四の瞳

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041113110

二十四の瞳

  • 著者 壺井 栄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041113110

角川文庫の名作が読みやすくなって新装!

昭和のはじめ、瀬戸内海の小島に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる人情味あふれる物語。戦争のもたらす不幸、貧しい者が常に虐げられることへの怒りを訴えた不朽の名作。 昭和のはじめ、瀬戸内海の小島に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる人情味あふれる物語。戦争のもたらす不幸、貧しい者が常に虐げられることへの怒りを訴えた不朽の名作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「二十四の瞳」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 四十年ぶりに拝読。もっと暗く、もっと読みにくく、もっと内容が分からないと思い込んでいた。著者が、小豆島生まれで、実際の生活体験に基づいた話だから、小豆島に根ざした物語が書けたのだろう。一人一人の人生は 四十年ぶりに拝読。もっと暗く、もっと読みにくく、もっと内容が分からないと思い込んでいた。著者が、小豆島生まれで、実際の生活体験に基づいた話だから、小豆島に根ざした物語が書けたのだろう。一人一人の人生は、苦しく悲しいものが多い。大石先生の軟弱そうだけど自分の考えを持とうというところが、ほのぼの感を出すのかも。十二人の生徒の瞳の数は二十四。同窓会に集まった瞳の数は激減。解説の小松伸六によるとp268「内気だが天性のえくぼと楽天性があった」 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年10月14日
    165人がナイス!しています
  • 再読。学生の頃から好きで繰り返し読んでいる作品。小豆島の辺鄙な漁村の小学校に赴任した新米の女教師、大石久子先生(おなご先生)と12人の教え子達との交流を描いた物語。戦争がもたらす不幸と悲劇、貧しい者が虐 再読。学生の頃から好きで繰り返し読んでいる作品。小豆島の辺鄙な漁村の小学校に赴任した新米の女教師、大石久子先生(おなご先生)と12人の教え子達との交流を描いた物語。戦争がもたらす不幸と悲劇、貧しい者が虐げられることへの怒りを訴えた不朽の名作。厳しい時世の中、教え子達は各々過酷な境遇や試練を経験しつつも運命を受け入れ、ひたむきに生きていく姿がとても眩しく印象的だ。やはり戦争は誰一人として幸せにせず、大切なものを奪っていくものだと改めて感じさせられた。最後の同窓会のシーンは、万感胸に迫るものがある。 …続きを読む
    真香@ゆるゆるペース
    2020年05月28日
    134人がナイス!しています
  • お恥ずかしいながら初読です。小豆島のはずれの岬の村に赴任した女先生。本村から毎日8キロ、自転車で通勤し、学校で出会った12人の少年少女との交流は、ユーモアもあって、明るい。しかし、戦争が、その後の彼らの お恥ずかしいながら初読です。小豆島のはずれの岬の村に赴任した女先生。本村から毎日8キロ、自転車で通勤し、学校で出会った12人の少年少女との交流は、ユーモアもあって、明るい。しかし、戦争が、その後の彼らの人生に暗い影を落とす。長い戦争をくぐり抜け、最後に同窓会で再会を果たす先生とその教え子達。戦争さえなければ・・と思わずにいられませんでした。 …続きを読む
    いっせい
    2022年06月27日
    75人がナイス!しています

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