血とバラ 懐しの名画ミステリー

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043870011

血とバラ 懐しの名画ミステリー

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043870011

絢爛たる技の冴える、珠玉の短編集

紳二は心配でならなかった。婚約者の素子の様子がヨーロッパから帰って以来、どうもヘンなのだ……表題作の他、奇想天外な趣向をいっぱいにつめ込んだ傑作ミステリ四編を収録。 紳二は心配でならなかった。婚約者の素子の様子がヨーロッパから帰って以来、どうもヘンなのだ……表題作の他、奇想天外な趣向をいっぱいにつめ込んだ傑作ミステリ四編を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「血とバラ 懐しの名画ミステリー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 名画をもじった短編集5話。 忘れ時の面影:未知の女の手紙。 血とバラ:吸血鬼。 自由を我らに:パリの屋根の下。 花嫁の父。 冬のライオン。 冬のライオンは、猫でしかなかったというところが面白い。 名画をもじった短編集5話。 忘れ時の面影:未知の女の手紙。 血とバラ:吸血鬼。 自由を我らに:パリの屋根の下。 花嫁の父。 冬のライオン。 冬のライオンは、猫でしかなかったというところが面白い。
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2011年09月16日
    62人がナイス!しています
  • 洋画の題名を冠した掌編6つ。なるほど、それで懐しの名画ミステリーか。引退した元敏腕警部に子供銀行のお金を報酬に依頼が──<忘れじの面影>。ヨーロッパ旅行から帰った彼女がおかしい。殺人犯は──<血とバラ>。イケ 洋画の題名を冠した掌編6つ。なるほど、それで懐しの名画ミステリーか。引退した元敏腕警部に子供銀行のお金を報酬に依頼が──<忘れじの面影>。ヨーロッパ旅行から帰った彼女がおかしい。殺人犯は──<血とバラ>。イケメン警部と怪力フランケンシュタインな部下の掛け合いが楽しい──<自由を我等に>。人生に失敗した年配男性の最後の望み──<花嫁の父>。再婚を決意した富豪に集められた息子娘夫婦たちの善からぬ計画──<冬のライオン>。面白くなかったわけではないのだが…。元の映画を知ってたらもっと楽しめたのかも。んー、残念。 …続きを読む
    『よ♪』
    2021年03月13日
    46人がナイス!しています
  • 名作映画をモチーフにした短編ミステリ集。コミカル、サスペンス、ホラーなどジャンルは様々だが、やはり、長編の方が赤川次郎の良さが出ると思った。D評価 名作映画をモチーフにした短編ミステリ集。コミカル、サスペンス、ホラーなどジャンルは様々だが、やはり、長編の方が赤川次郎の良さが出ると思った。D評価
    たか
    2017年12月06日
    30人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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