十九歳のジェイコブ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041456101
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十九歳のジェイコブ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041456101

十九歳の癒されることのない渇き。青春文学の金字塔!

クスリで濁った頭と体を、ジャズに共鳴させるジェイコブ。癒されることのない渇きに呻く十九歳の青春を、精緻な構成と文体で描く。渦巻く愛と憎しみ、そして死。灼熱の魂の遍歴を描く、青春文学の金字塔。 クスリで濁った頭と体を、ジャズに共鳴させるジェイコブ。癒されることのない渇きに呻く十九歳の青春を、精緻な構成と文体で描く。渦巻く愛と憎しみ、そして死。灼熱の魂の遍歴を描く、青春文学の金字塔。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「十九歳のジェイコブ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆☆☆ 疾走感のある文章は良かったが、唐突な場面転換についていけず、物語にはのめり込めなかったのが残念。殺人の必然性もわからなかった。 ☆☆☆ 疾走感のある文章は良かったが、唐突な場面転換についていけず、物語にはのめり込めなかったのが残念。殺人の必然性もわからなかった。
    メタボン
    2017年07月24日
    32人がナイス!しています
  • 爆音でジャズが鳴る。振動する空気、安息とは無縁の衝動、セックスとドラッグ、汚濁に塗れた愛、ひた走る絶望、出所不明の憤怒、混沌の中にある一筋の光。その光は希望でも救いでもないけれど、今ここに存在するもの 爆音でジャズが鳴る。振動する空気、安息とは無縁の衝動、セックスとドラッグ、汚濁に塗れた愛、ひた走る絶望、出所不明の憤怒、混沌の中にある一筋の光。その光は希望でも救いでもないけれど、今ここに存在するもの、として痕跡を残す。誰かにとっては掠り傷でも、別の誰かにとっては致命傷となる痕跡を。轟音に窒息しそうになり幾度も眩暈を覚えつつ、私たちは誰もがいつかの19歳を持っていることを知る。やっぱり中上作品は、こわいよ。こわくて、苦しい。 …続きを読む
    tomo*tin
    2009年06月16日
    23人がナイス!しています
  • セックスとドラッグにまみれ、音楽だけが美しいものとして存在するジェイコブの日々を描いた物語。たしかに美しいはずなのに、読み進めるのは不思議と苦労する文章だった。ジェイコブの日々にはおそらくぼくは経験す セックスとドラッグにまみれ、音楽だけが美しいものとして存在するジェイコブの日々を描いた物語。たしかに美しいはずなのに、読み進めるのは不思議と苦労する文章だった。ジェイコブの日々にはおそらくぼくは経験することのできない不思議な輝きがあったが、そんな中でも抑圧する存在としての父親がいて、ぼくが感じているものと地続きの息苦しさも確かにあった。この作品をきちんと読み切れた気がしないので感想がうまく書けないが、「人間はどうせ血の入ったズダ袋」という言葉が印象に残った。 …続きを読む
    メルト
    2020年05月04日
    19人がナイス!しています

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