海からの世界史

海からの世界史

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年09月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784047033832
label

海からの世界史

  • 著者 宮崎 正勝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年09月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784047033832

海を制するものは世界を制する。世界史を動かした海の覇権の歴史を描く。

〈目次〉
プロローグ

第一章 西から拓かれたユーラシアの海──諸海域世界の時代
   一 四大文明とユーラシアの諸海域世界
   二 ナイル川と地中海航路の骨格を築いたフェニキア人
   三 地中海と黒海をつないだギリシア人
   四 世界初の「海洋帝国」ローマ
   五 紅海、ペルシア湾とアラビア海
   六 インド商人が拓いたベンガル湾
   七 海との結びつきが弱かった黄河文明

第二章 船乗りシンドバッドの時代──ユーラシアの海の一体化
   一 古代地中海世界の崩壊とイスラーム帝国
   二 ダウは東に西に
   三 チャイナ・ドリームと黄金の国「ワクワク」

第三章 中国が「海の帝国」だった時代──ユーラシアの海の全盛期
   一 ジャンクと陶磁の道
   二 元の活況とマルコ・ポーロの航海
   三 鄭和の南海遠征

第四章 ヴァイキングと北方海域の開拓──北から拓ける海洋世界
   一 拡大するヴァイキング世界
   二 ロシア建国と台頭するハンザ同盟
   三 拓かれるラッコの海

第五章 大航海時代と拓かれる大西洋──オーシャン時代の開幕
   一 モンゴル・ネットワークが用意した大航海時代
   二 エンリケ航海王子とアフリカ沿岸航路の開発
   三 喜望峰からアジアの海に
   四 コロンブスが読み解いた大西洋の風系
   五 マゼランの航海と海洋世界の輪郭
   六 東アジア海域とヨーロッパ

第六章 ロビンソン・クルーソーとガリヴァーの時代──海の世界からの資本主義の勃興
   一 商人国家オランダの覇権
   二 東インド会社と大ネットワーク
   三 ロビンソン・クルーソーと奴隷貿易
   四 大西洋世界の衣料改革と産業革命
   五 クックが解き明かした太平洋

第七章 大英帝国とエンパイア・ルート──世界の海を制したイギリス
   一 帆船時代の最後を飾ったクリッパー
   二 大西洋航路を成長させたパケット輸送
   三 蒸気船時代を拓いた技師ブルネル
   四 大動脈になった大西洋航路
   五 大英帝国を支えたアジアの石炭補給基地群

第八章 やってきた本格的なオーシャン時代──海の世界のグローバリゼーション
   一 海洋帝国を目指すアメリカ
   二 英独建艦競争と揺れるインド洋
   三 海の世界の技術革新
   四 地球化時代のオーシャン世界

   参考文献

   あとがき
〈目次〉
プロローグ

第一章 西から拓かれたユーラシアの海──諸海域世界の時代
   一 四大文明とユーラシアの諸海域世界
   二 ナイル川と地中海航路の骨格を築いたフェニキア人
   三 地中海と黒海をつないだギリシア人
   四 世界初の「海洋帝国」ローマ
   五 紅海、ペルシア湾とアラビア海
   六 インド商人が拓いたベンガル湾
   七 海との結びつきが弱かった黄河文明

第二章 船乗りシンドバッドの時代──ユーラシアの海の一体化
   一 古代地中海世界の崩壊とイスラーム帝国
   二 ダウは東に西に
   三 チャイナ・ドリームと黄金の国「ワクワク」

第三章 中国が「海の帝国」だった時代──ユーラシアの海の全盛期
   一 ジャンクと陶磁の道
   二 元の活況とマルコ・ポーロの航海
   三 鄭和の南海遠征

第四章 ヴァイキングと北方海域の開拓──北から拓ける海洋世界
   一 拡大するヴァイキング世界
   二 ロシア建国と台頭するハンザ同盟
   三 拓かれるラッコの海

第五章 大航海時代と拓かれる大西洋──オーシャン時代の開幕
   一 モンゴル・ネットワークが用意した大航海時代
   二 エンリケ航海王子とアフリカ沿岸航路の開発
   三 喜望峰からアジアの海に
   四 コロンブスが読み解いた大西洋の風系
   五 マゼランの航海と海洋世界の輪郭
   六 東アジア海域とヨーロッパ

第六章 ロビンソン・クルーソーとガリヴァーの時代──海の世界からの資本主義の勃興
   一 商人国家オランダの覇権
   二 東インド会社と大ネットワーク
   三 ロビンソン・クルーソーと奴隷貿易
   四 大西洋世界の衣料改革と産業革命
   五 クックが解き明かした太平洋

第七章 大英帝国とエンパイア・ルート──世界の海を制したイギリス
   一 帆船時代の最後を飾ったクリッパー
   二 大西洋航路を成長させたパケット輸送
   三 蒸気船時代を拓いた技師ブルネル
   四 大動脈になった大西洋航路
   五 大英帝国を支えたアジアの石炭補給基地群

第八章 やってきた本格的なオーシャン時代──海の世界のグローバリゼーション
   一 海洋帝国を目指すアメリカ
   二 英独建艦競争と揺れるインド洋
   三 海の世界の技術革新
   四 地球化時代のオーシャン世界

   参考文献

   あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「海からの世界史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • さらっと海からの世界史を眺めた通史。ロビンソンクルーソーやシンドバット、ガリバー等の小説をにも触れられて、興味をひく造り。平安時代、アフリカから中国までを股に掛けて交易していたイスラムが、日本のことを さらっと海からの世界史を眺めた通史。ロビンソンクルーソーやシンドバット、ガリバー等の小説をにも触れられて、興味をひく造り。平安時代、アフリカから中国までを股に掛けて交易していたイスラムが、日本のことを黄金と紹介していた話はやっぱり面白い。ワクワク(倭国)と名がいいよなあと思う。犬の首輪も黄金でできているとか、やたら具体的で、まあ、確かに黄金欲しくなって、日本まで攻めてきちゃう気持ちも分からなくもないような…。黄金ないです。 …続きを読む
    2016年03月21日
    16人がナイス!しています
  • 裏表紙に「シーパワーからみる世界通史」とあるのはいささか、大言壮語の感。とはいえ、数時間で読める「海から見た」世界史はなかなか面白かった。子供時分読んだ、「ロビンソン・クルーソー」「ガリバー旅行記」は 裏表紙に「シーパワーからみる世界通史」とあるのはいささか、大言壮語の感。とはいえ、数時間で読める「海から見た」世界史はなかなか面白かった。子供時分読んだ、「ロビンソン・クルーソー」「ガリバー旅行記」はメルヘン視点の読後だったが、世界征服の意図のもと、後日にもたらした影響を併せて考えると話が膨らむ。 今使われている世界海図は鄭和時代のそれということも驚き。航海図で見る宋・元・明での軌跡は壮大なスケールパワーを夢想。 地球号の碧い部分は、前史から大国の間で覇権をめぐり、ボールのようにパスされ続けてきたのだ。 …続きを読む
    キムチ27
    2013年11月17日
    14人がナイス!しています
  • 海洋交流に焦点を当てた世界史。中世までの事実の羅列を中心とした記述に対し、近代は海が舞台の物語とその背景の分析が加わるように時代の濃淡が大きい。ロビンソンクルーソーやガリバー旅行記に関する記載は興味深 海洋交流に焦点を当てた世界史。中世までの事実の羅列を中心とした記述に対し、近代は海が舞台の物語とその背景の分析が加わるように時代の濃淡が大きい。ロビンソンクルーソーやガリバー旅行記に関する記載は興味深く此れらに特化してもよかったかと思う。 …続きを読む
    雲をみるひと
    2019年04月27日
    9人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品