生命の歌 城山三郎 昭和の戦争文学 第二巻

生命の歌 城山三郎 昭和の戦争文学 第二巻

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年11月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784045745317

生命の歌 城山三郎 昭和の戦争文学 第二巻

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年11月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784045745317

終戦六十周年を迎えるいま、城山文学の精華をここに!

海軍特別幹部練習生として入隊した少年の日記に綴られる、上官によるいじめ、同輩の衰弱死、特攻死への恐怖、そして原爆のキノコ雲……。著者の戦争体験を色濃く反映した表題作ほか五篇を収録。好評第四回配本。 海軍特別幹部練習生として入隊した少年の日記に綴られる、上官によるいじめ、同輩の衰弱死、特攻死への恐怖、そして原爆のキノコ雲……。著者の戦争体験を色濃く反映した表題作ほか五篇を収録。好評第四回配本。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「生命の歌 城山三郎 昭和の戦争文学 第二巻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「大義の末」「生命の歌」など5作を収録。「大義の末」は天皇崇拝が是とされた戦中→国民が天皇の戦争責任を疑った戦後→GHQに利用され復活する傀儡天皇の人気・・・との移り変わる国民心理にうまくついていけない青 「大義の末」「生命の歌」など5作を収録。「大義の末」は天皇崇拝が是とされた戦中→国民が天皇の戦争責任を疑った戦後→GHQに利用され復活する傀儡天皇の人気・・・との移り変わる国民心理にうまくついていけない青年が主人公。「生命の歌」は真面目で頑張り屋の青年が不条理な上官のしごきで死亡する話。 戦争に関する本や小説を立て続けに読むと、「敵」に関する記述はほとんどなく(あるいは残せなかったのかもしれないが)訓練の辛さ厳しさ不条理さ、日本人同士の問題が殆どであることに気づく。 …続きを読む
    キンとギン
    2016年11月29日
    10人がナイス!しています
  • 予科練にいた城山さんの絶望が、小説の中の少年たちによって語られている気がした。 予科練にいた城山さんの絶望が、小説の中の少年たちによって語られている気がした。
    かおる
    2013年02月25日
    2人がナイス!しています
  • 戦争の真っ最中でも、空は青く、風がそよぐ。さっきまで隣にいた人が、今はもういない。日常がいびつになっても逃げられないというのは悪夢だ。 戦争の真っ最中でも、空は青く、風がそよぐ。さっきまで隣にいた人が、今はもういない。日常がいびつになっても逃げられないというのは悪夢だ。
    ゆたか
    2013年10月28日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品