人面町四丁目

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年07月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043693023
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人面町四丁目

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年07月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043693023

異形なものとの邂逅で揺らぐ自らの存在。ひたひたと迫る恐怖!

そいつの頭には頭蓋骨がなく、握るとぐにゃりと潰れてしまった。泣きながら訴える妻のために、私はそいつを捕まえに出かけたのだ。それがすべての始まりとも知らずに…。人の存在の危うさを描く北野ワールド最新作! そいつの頭には頭蓋骨がなく、握るとぐにゃりと潰れてしまった。泣きながら訴える妻のために、私はそいつを捕まえに出かけたのだ。それがすべての始まりとも知らずに…。人の存在の危うさを描く北野ワールド最新作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人面町四丁目」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なんだろうなぁ。この夫婦の関係が、とってもなんだか良いんだよなぁ。そして視えてくる懐かしい景色も、ふわふわとしてしまう様な心地よい文章も、また堪らないんだなぁ。 なんだろうなぁ。この夫婦の関係が、とってもなんだか良いんだよなぁ。そして視えてくる懐かしい景色も、ふわふわとしてしまう様な心地よい文章も、また堪らないんだなぁ。
    Bugsy Malone
    2020年11月29日
    76人がナイス!しています
  • 人面町で暮らす夫婦の話。やってる事は魚を捕まえに行ったり、パンを買いに行ったりする日常を描いているのだけど、その日常がどこか歪んでいて、こういうの大好き。普通ホラーというと何気ない日常が何かに飲み込ま 人面町で暮らす夫婦の話。やってる事は魚を捕まえに行ったり、パンを買いに行ったりする日常を描いているのだけど、その日常がどこか歪んでいて、こういうの大好き。普通ホラーというと何気ない日常が何かに飲み込まれるというものも多いのだが、これは最初から日常と何かが入り混じっていて、それが奇妙だがどこか郷愁に満ちた空気感を醸し出している。読みながら森見登美彦や梨木香歩の「家守綺譚」を始めとする諸作品を思い出す事しばしば。ここではないどこかを描くのが幻想文学だとすれば、本書は紛れもなくその一冊でありました。お勧め。 …続きを読む
    HANA
    2020年08月05日
    70人がナイス!しています
  • どれもこれも読み散らかし。何だかねぇ・・うちの爺様みたいに夢をみてポケ~っとしているのを現実社会に引き戻すような・・。老後なんてホント、ホラーとも不思議ちゃんとも言える要素がたっぷり。そのうちに皆さん どれもこれも読み散らかし。何だかねぇ・・うちの爺様みたいに夢をみてポケ~っとしているのを現実社会に引き戻すような・・。老後なんてホント、ホラーとも不思議ちゃんとも言える要素がたっぷり。そのうちに皆さんも味わえるかも(^^; …続きを読む
    はつばあば
    2018年02月13日
    61人がナイス!しています

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