不自由な心

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年04月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043720026
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不自由な心

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年04月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043720026

愛と命をテーマに、緊張感溢れる筆致で綴った、珠玉小説集。

大手部品メーカーに勤務する野島は、パーティで同僚の若い女性の結婚話を耳にし、動揺を隠せなかった。なぜなら当の女性とは、野島が不倫を続けている恵理だったからだ……心のもどかしさを描く会心の作品集。 大手部品メーカーに勤務する野島は、パーティで同僚の若い女性の結婚話を耳にし、動揺を隠せなかった。なぜなら当の女性とは、野島が不倫を続けている恵理だったからだ……心のもどかしさを描く会心の作品集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「不自由な心」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公は三十代から四十代の大手企業の社員達だが、 白石一文のこの本は男性視点すぎて 女性からは 反感を買いそうな短編集になっている。ある意味 ほろにがく現代を描いているのかもしれないが、『一瞬の光』のよ 主人公は三十代から四十代の大手企業の社員達だが、 白石一文のこの本は男性視点すぎて 女性からは 反感を買いそうな短編集になっている。ある意味 ほろにがく現代を描いているのかもしれないが、『一瞬の光』のような切なさはない。 …続きを読む
    遥かなる想い
    1970年01月01日
    90人がナイス!しています
  • 【再読】男の人は、ロマンチストなんだろうなと、改めて。普段、表面的に見たらわからない、その男の心の奥底を、理想を、素直に著した小説だと思う。女、特に妻目線で見ると、怒鳴りたいほどだけれど、愛人目線で見 【再読】男の人は、ロマンチストなんだろうなと、改めて。普段、表面的に見たらわからない、その男の心の奥底を、理想を、素直に著した小説だと思う。女、特に妻目線で見ると、怒鳴りたいほどだけれど、愛人目線で見たい私は、出てくる男たちが愛おしい。心はかくも不自由なものか。否、心は自由だから、苦悩する。でも、それが人生か。 …続きを読む
    ワニニ
    2014年10月12日
    52人がナイス!しています
  • 久しぶり、そしてデビュー作に続き2冊目の作家さん。直木賞も取ったのね。いやー切なかったです。カテゴリー的には恋愛小説なんだけど、年代的に自分に近い(よって結婚している)人たちの恋愛・・・。かなり身につ 久しぶり、そしてデビュー作に続き2冊目の作家さん。直木賞も取ったのね。いやー切なかったです。カテゴリー的には恋愛小説なんだけど、年代的に自分に近い(よって結婚している)人たちの恋愛・・・。かなり身につまされます。小説読んではめったに泣かない私だけど、「夢の空」のラストのシーンではかなりじわっときました。 …続きを読む
    ミカママ
    2012年10月10日
    40人がナイス!しています

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著者紹介

白石 一文(しらいし かずふみ)

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文芸春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代の日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』『神秘』『愛なんて嘘』『ここは私たちのいない場所』『光のない海』など著作多数。
★デビュー作『一瞬の光』は累計35万部を突破し、WOWOWにてドラマ化された『私という運命について』(主演:永作博美/角川文庫)は累計30万部とそれぞれロングセラーを記録しています。

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