黙示の島

黙示の島

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年08月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048734080

黙示の島

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年08月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048734080

全く謎の変死体。それが惨劇の始まりだった……

南海の離島で、島民がカモメやフナムシに食い殺さる事件が起こる。ありえない状況の死体に、島民は底知れぬ不安を抱く。人口の高齢化と医療科学の進歩が招いた未曾有の恐怖とは!? 人間の本質を激しく問う衝撃作! 南海の離島で、島民がカモメやフナムシに食い殺さる事件が起こる。ありえない状況の死体に、島民は底知れぬ不安を抱く。人口の高齢化と医療科学の進歩が招いた未曾有の恐怖とは!? 人間の本質を激しく問う衝撃作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「黙示の島」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読みの作家さん。バイオハザード的なパニック物だけど、ちょっと違う感じ。バイオな事やミリタリーな事など専門的な下りは濃いめに書かれていたと思う。本能むき出しの狂った人々が荒れ狂う様は確かに怖かったけど 初読みの作家さん。バイオハザード的なパニック物だけど、ちょっと違う感じ。バイオな事やミリタリーな事など専門的な下りは濃いめに書かれていたと思う。本能むき出しの狂った人々が荒れ狂う様は確かに怖かったけど、実は主要人物達がもっとも怖い奴らだったのかな。 …続きを読む
    ヒロくま
    2017年04月18日
    21人がナイス!しています
  • もう刊行されて15年経ったか。最初読んだときにはエロのところばかり気になったのだけど、今回読み直すとちょっとイメージが変わった。これは、佐藤大輔の考える終末論なのだね。人類の末路についての、大ちゃん的な もう刊行されて15年経ったか。最初読んだときにはエロのところばかり気になったのだけど、今回読み直すとちょっとイメージが変わった。これは、佐藤大輔の考える終末論なのだね。人類の末路についての、大ちゃん的な解釈。人生と戦う事をやめたくなった青年、人との軋轢に疲れた女、引き籠もりのミリヲタの少年と謎めいた複雑な過去を持つその祖父、剣道に打ち込む以外人生の目標が亡くなった少女の5人が見た地獄なのですが、しかし同時にいかにも大ちゃん的に、未来へのわずかな光も見せてくれる物語。重いけど、いいね。 …続きを読む
    鐵太郎
    2017年11月03日
    10人がナイス!しています
  • バイオハザードかゾンビ映画、感染症パンデミックモノの小説版。結末が、「あれっ?」という感じで終わってしまった。「暴力」と「性」という人間の欲望が滅びの道となるのは象徴的と言えるのかも知れない。 バイオハザードかゾンビ映画、感染症パンデミックモノの小説版。結末が、「あれっ?」という感じで終わってしまった。「暴力」と「性」という人間の欲望が滅びの道となるのは象徴的と言えるのかも知れない。
    macky20247
    2014年08月04日
    3人がナイス!しています

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