マス・ヒステリーの研究 民衆の踊らせ方の法則

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年08月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784047040472

マス・ヒステリーの研究 民衆の踊らせ方の法則

  • 著者 角間 隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年08月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784047040472

日本人の熱狂はどこからくるのか。

日本人の「集団ヒステリー現象」とは何か?世相、政治にいたるまでその‘熱狂‘にかくされた歴史的背景を探り、かつてのヒトラーをはじめとする世界的集団ヒステリーを分析する一冊 日本人の「集団ヒステリー現象」とは何か?世相、政治にいたるまでその‘熱狂‘にかくされた歴史的背景を探り、かつてのヒトラーをはじめとする世界的集団ヒステリーを分析する一冊

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「マス・ヒステリーの研究 民衆の踊らせ方の法則」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ニュースで「ハロウイーン」のことをどこもかしこもやっているのを見てこの本を再度読んでみることにしました。日本人は60周年周期で集団ヒステリー状態になるそうです。そのほか、ヒトラーなどについても分析してい ニュースで「ハロウイーン」のことをどこもかしこもやっているのを見てこの本を再度読んでみることにしました。日本人は60周年周期で集団ヒステリー状態になるそうです。そのほか、ヒトラーなどについても分析しています。熱しやすく冷めやすいのでしょうね。今は五郎丸フィーバーでにわかラグビーファンが増えているようですがどこまで続くのやら、という気もします。浅草などのカーニバルが盛んな一方地方のお祭りでは神輿の担ぎ手もいないそうです。ちょっとおかしいかなという気がします。 …続きを読む
    KAZOO
    2015年11月19日
    104人がナイス!しています
  • ことの善悪や本質を考慮しない、大集団による一方的、熱狂的な行動の流れ。マス・ヒステリーについて書かれた本だが、連載をただ数珠つなぎにしただけで、まとめもなく総論もないため、物足りない。副産物としてのア ことの善悪や本質を考慮しない、大集団による一方的、熱狂的な行動の流れ。マス・ヒステリーについて書かれた本だが、連載をただ数珠つなぎにしただけで、まとめもなく総論もないため、物足りない。副産物としてのアメリカとドイツの近代史が簡潔に纏められているのは良。ナチや魔女狩り、ええじゃないか等を例に牽き、人間の権威による裏付けや、寄らば大樹の安心を得るために、その方向へ走る。そのマスが大きくなればなるほど悲惨な結果になるのは、歴史の示す通り。 …続きを読む
    姉勤
    2017年12月30日
    23人がナイス!しています
  •  再読。扱うテーマは、社会学の対象であり、心理学の対象でもあるんだが、理論と実例のバランスがかなり悪くて後者に偏りすぎ。少しばかりの分析もあるが、理論の解説は摘まみ食いで、マッカーシズムやファシズムの  再読。扱うテーマは、社会学の対象であり、心理学の対象でもあるんだが、理論と実例のバランスがかなり悪くて後者に偏りすぎ。少しばかりの分析もあるが、理論の解説は摘まみ食いで、マッカーシズムやファシズムの紹介ばかりに紙幅を割いている(むしろそっちが事実上のメイン)。それはそれで興味深いのだが、表題の内容は深入りはせずに入口でうろちょろしただけに終わった。 …続きを読む
    ありうす
    2019年02月04日
    0人がナイス!しています

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