狂王の庭

狂王の庭

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年06月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048733755

狂王の庭

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年06月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048733755

交響楽のように壮大な恋愛悲劇。

昭和27年、国分寺。広大な敷地に妄想のように西洋庭園を造る男に恋する人妻の狂おしくも激しい物語。 昭和27年、国分寺。広大な敷地に妄想のように西洋庭園を造る男に恋する人妻の狂おしくも激しい物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「狂王の庭」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 母の死後、開封厳禁と封印された小包が見つかった。「夫を裏切り、妹に地獄を見せ続けることが私の生涯だった」目眩く母の秘密が堰をきったように語り始める。。庭。ジェラールの『アモールとプシュケ』そして美しい 母の死後、開封厳禁と封印された小包が見つかった。「夫を裏切り、妹に地獄を見せ続けることが私の生涯だった」目眩く母の秘密が堰をきったように語り始める。。庭。ジェラールの『アモールとプシュケ』そして美しい狂人。読者をいつしか神話の世界に誘い込む。余白のない文脈はその恋がどれだけ人生の全てだったかを物語る。私達はプシュケのようにただ単純に好きな人に溶け込み、楽園に帰りたいのだと突き付けられる。それが出来ずに絶望してる。現実では叶わない恋。。『恋は制度やモラルのみならず、時には自らの意志すら裏切る』 …続きを読む
    紅香@新刊購入まで積読消化あと4冊⭐︎
    2017年07月11日
    24人がナイス!しています
  • 以前ダヴィンチか何かで安達祐実さんがものすごく衝撃的だったと薦めているのを思い出した。確かに内容は強烈なのだけど、どこか沈着冷静。小池真理子さんの美しい書き方のためか、主人公にも嫌悪感をほとんど感じな 以前ダヴィンチか何かで安達祐実さんがものすごく衝撃的だったと薦めているのを思い出した。確かに内容は強烈なのだけど、どこか沈着冷静。小池真理子さんの美しい書き方のためか、主人公にも嫌悪感をほとんど感じなかった。この世界観、やっぱり好きみたい。 …続きを読む
    shoko
    2020年06月26日
    22人がナイス!しています
  • "狂王"といえば、私はルートヴィッヒ二世を思い浮かべる。物語そのものは、小池真理子らしいといえばらしいのだが、どうも今までのようにのめり込めず、この後小池作品を手に取らなくなってしまった。 "狂王"といえば、私はルートヴィッヒ二世を思い浮かべる。物語そのものは、小池真理子らしいといえばらしいのだが、どうも今までのようにのめり込めず、この後小池作品を手に取らなくなってしまった。
    那由多
    1970年01月01日
    18人がナイス!しています

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