第4の神話

第4の神話

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年12月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048731966

第4の神話

  • 著者 篠田 節子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年12月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048731966

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「第4の神話」感想・レビュー
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  • 若くして亡くなった女性作家の特集記事を書くために取材を進める。美貌の芸大出の良妻賢母、絵に描いたようなセレブな生活。その実情、心情が一つづつ神話として明かされていく。本当はどういう人だったのだろうとい 若くして亡くなった女性作家の特集記事を書くために取材を進める。美貌の芸大出の良妻賢母、絵に描いたようなセレブな生活。その実情、心情が一つづつ神話として明かされていく。本当はどういう人だったのだろうという興味ととともに、40歳近くの独身の仕事も少なくなったライターとの対比も面白い。また、出版業界の内情も興味深い。守備範囲の広い作家さんだ。 …続きを読む
    クリママ
    2018年02月21日
    32人がナイス!しています
  • 美貌で華やかな女流作家、柚香。若くして病床っで愛人に看取られ亡くなる。その華麗な人生の評伝を書くことになった崖っぷちフリーライターの万智子。ベストセラー作家でありながら、どれも同じような中身の小説を残 美貌で華やかな女流作家、柚香。若くして病床っで愛人に看取られ亡くなる。その華麗な人生の評伝を書くことになった崖っぷちフリーライターの万智子。ベストセラー作家でありながら、どれも同じような中身の小説を残している。数年で忘れ去られる膨大な遺作を前に、柚香の真の人生に迫ろうとする万智子。その執着心で第2、第3の神話までたどり着いたが…?出版するあてもなく、その先にある第4の神話とは。森瑶子さんがモデルらしいのですが、ちょっとイメージ違うかなと(笑)。で、すっきりしない最後にもやもや感が残りました。 …続きを読む
    asa.com
    2018年08月14日
    18人がナイス!しています
  • バブルを駆け抜けた作家というと、どうしても森瑤子さんを思い出してしまう。たとえ一部分でも、ラストに真実が含まれているならファンとして嬉しい。彼女の『夢』について触れているから。また、主人公の仕事として バブルを駆け抜けた作家というと、どうしても森瑤子さんを思い出してしまう。たとえ一部分でも、ラストに真実が含まれているならファンとして嬉しい。彼女の『夢』について触れているから。また、主人公の仕事として、ゴーストライターの話が生々しく書かれていてそこにも面白さがあった。 …続きを読む
    バーベナ
    2015年05月20日
    3人がナイス!しています

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