直線の死角

第18回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

直線の死角

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048731157

第18回 横溝正史ミステリ大賞<大賞>

直線の死角

  • 著者 山田 宗樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048731157

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「直線の死角」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 百年法の山田宗樹氏のデビュー作。直線の死角というタイトルが面白い。本来無さそうな直線の死角。物理的な死角があるのか心理的な死角なのかと考えながら進む。結論から言えば死角は無かった。あとHIVについて書か 百年法の山田宗樹氏のデビュー作。直線の死角というタイトルが面白い。本来無さそうな直線の死角。物理的な死角があるのか心理的な死角なのかと考えながら進む。結論から言えば死角は無かった。あとHIVについて書かれてる本てあまり遭遇してこなかった事にも気付いた。後半主人公が北方謙三ばりのファイトをみせた。程よいボリュームの中にエンタメ要素が詰まっていて良かった。今後山田氏の作品も楽しみたいと思わせるのに充分なデビュー作であった。★★★☆☆ …続きを読む
    Take@磨穿鉄靴
    2024年02月17日
    32人がナイス!しています
  • 山田宗樹さんのデビュー作と知り読んでみた。逸失利益という言葉は初めて聞いたが、交通事故被害者の生命保険金でなく逸失利益を取り上げているのが面白かった。テンポがよく、特に後半は手に汗握る展開であっという 山田宗樹さんのデビュー作と知り読んでみた。逸失利益という言葉は初めて聞いたが、交通事故被害者の生命保険金でなく逸失利益を取り上げているのが面白かった。テンポがよく、特に後半は手に汗握る展開であっという間に読めた。プロローグだけの登場ですぐに死んでしまう水野氏が哀れだった。 …続きを読む
    きさらぎ
    2015年01月12日
    26人がナイス!しています
  • 多くの登場人物が出てくるが、混乱せず、伏線も分かり易く、読み終えることが出来た。しかし、交通事故での保険会社の考え、保険金の種類、交通事故の鑑定等の情報が多く、学べる事が多い反面、詰め込み過ぎな印象を 多くの登場人物が出てくるが、混乱せず、伏線も分かり易く、読み終えることが出来た。しかし、交通事故での保険会社の考え、保険金の種類、交通事故の鑑定等の情報が多く、学べる事が多い反面、詰め込み過ぎな印象を受けた。それの影響か、途中で中だるみしてしまい、読むのを止めようと思ったが、作品に失礼なので最後まで読んだ。この作品全体を通して思ったことは、物事が上手く進み過ぎて、読後は悶々としてしまった。 …続きを読む
    まめねこ
    2016年09月07日
    13人がナイス!しています

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著者紹介

山田 宗樹(やまだ・ むねき)

1965年愛知県生まれ。
筑波大学大学院修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。
その後『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。
2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。
2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』など。

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