闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉

闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年07月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784047032842
label

闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉

  • 著者 森 茂暁
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年07月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784047032842
南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつくかたちで再起を図り続けた。史料実証の立場から可能なかぎり関係史料を収集し、今日ほとんど知られていない後南朝の動静に光を当てる。 南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつくかたちで再起を図り続けた。史料実証の立場から可能なかぎり関係史料を収集し、今日ほとんど知られていない後南朝の動静に光を当てる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1995年初版。分裂していた南北朝が、足利義満によって合一されたのちの南朝の話・・・。全く知らないことばかりでした。ただ、関心がある古代史的に言えば、三種の神器のうち、鏡と剣は新しいものであるとの認識が『 1995年初版。分裂していた南北朝が、足利義満によって合一されたのちの南朝の話・・・。全く知らないことばかりでした。ただ、関心がある古代史的に言えば、三種の神器のうち、鏡と剣は新しいものであるとの認識が『神皇正統記』に記されていることが、新しい学びでした。 …続きを読む
    おらひらお
    2016年12月29日
    4人がナイス!しています
  • 室町時代は幕府・北朝側から見てもかなりグダグダな時代ですが、それを覆せなかった南朝側もやはり一枚岩ではなかったんだなあと感じさせた一冊。後年になるに従い、どちらかというと幕府に抗するための旗印として担 室町時代は幕府・北朝側から見てもかなりグダグダな時代ですが、それを覆せなかった南朝側もやはり一枚岩ではなかったんだなあと感じさせた一冊。後年になるに従い、どちらかというと幕府に抗するための旗印として担がれることが多い印象でした。最後の方に出てくる小寺藤兵衛は、黒田官兵衛の小寺氏でいいんでしょうかね? …続きを読む
    CJ
    2012年05月14日
    4人がナイス!しています
  • 読了。 明徳三年(1392)の南北朝合体から、応仁の乱で山名宗全に擁立された「南帝」にあたると見做される「南方の宮」が文明十一年(1479)に越後国から越前国に移されるまでの約90年間に渡る後南朝(旧南朝勢力)の歴史 読了。 明徳三年(1392)の南北朝合体から、応仁の乱で山名宗全に擁立された「南帝」にあたると見做される「南方の宮」が文明十一年(1479)に越後国から越前国に移されるまでの約90年間に渡る後南朝(旧南朝勢力)の歴史を室町幕府、朝廷の政治状況などと合わせて述べた、集大成にあたる本。 史料を合わせて詳細に記述してあるため、自分自身の考察を交えながら後南朝の歴史を追うことができた。 後南朝勢力(皇胤)は、たびたび反幕府勢力のシンボルとして担ぎ上げられ、利用されており、そこには一種の悲哀さえ見出すことができる。 …続きを読む
    稲刈
    2018年09月19日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品