太平記の群像 軍記物語の虚構と真実

太平記の群像 軍記物語の虚構と真実

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1991年10月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784047032217
label

太平記の群像 軍記物語の虚構と真実

  • 著者 森 茂暁
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1991年10月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784047032217
日本史上、ほかに例をみない動乱の時代、南北朝時代。多彩な人物群がみずからの信念に従って縦横に活動し、時代の嵐のなかを駆け抜ける。彼らの生き方と歴史的役割を史実にもとづいて重層的に浮き彫りにする。 日本史上、ほかに例をみない動乱の時代、南北朝時代。多彩な人物群がみずからの信念に従って縦横に活動し、時代の嵐のなかを駆け抜ける。彼らの生き方と歴史的役割を史実にもとづいて重層的に浮き彫りにする。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「太平記の群像 軍記物語の虚構と真実」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1991年の本だが、全く内容の古さを感じさせない堅実な叙述。『太平記』の主要登場人物を取り上げ、文学としての『太平記』と史実に照らしての事績の認定を重ねる。当たり前ながら、史実に反するところもある一方で、 1991年の本だが、全く内容の古さを感じさせない堅実な叙述。『太平記』の主要登場人物を取り上げ、文学としての『太平記』と史実に照らしての事績の認定を重ねる。当たり前ながら、史実に反するところもある一方で、何らかの一次資料に依拠して書かれたものもあるやうで、分厚い『太平記』の魅力が窺はれる。欲を言へば、索引があればなあと思つてしまふが、寧ろ読み手が自分の関心で作るべきものなのだらう。 …続きを読む
    浅香山三郎
    2017年07月14日
    8人がナイス!しています
  • 2013年の現時点では 常識的になった内容 2013年の現時点では 常識的になった内容
    たぬき
    2013年02月16日
    1人がナイス!しています
  • 「太平記」を中心に、一次資料(発給文書や日記)も参考にしながら、南北朝動乱期の群雄達を解説。後醍醐天皇、皇族、公家、僧侶、そして足利尊氏を初めとする武将陣まで幅広く取り上げているので、「太平記」世界の入 「太平記」を中心に、一次資料(発給文書や日記)も参考にしながら、南北朝動乱期の群雄達を解説。後醍醐天皇、皇族、公家、僧侶、そして足利尊氏を初めとする武将陣まで幅広く取り上げているので、「太平記」世界の入門書としてコンパクトに読める。余り取りあげられない皇族や公家までマニアックに紹介(でも記録そのものが少ないので謎が多い)。大忠臣で有名な楠木正成の息子が北朝に寝返っていたり、北陸に後醍醐天皇の皇子を戴く政権が一時期あったらしいなど、小ネタだが面白い話も散見する。 …続きを読む
    印度 洋一郎
    2011年08月13日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品