冬の巡礼

冬の巡礼

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年10月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043429011
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冬の巡礼

  • 著者 志水 辰夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年10月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043429011

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「冬の巡礼」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【1995_このミス34位】1997年12月16日読了。あらすじは忘却の彼方。 【1995_このミス34位】1997年12月16日読了。あらすじは忘却の彼方。
    背番号10@せばてん。
    1997年12月16日
    25人がナイス!しています
  • 再読。心情描写が殆どないにもかかわらず、情景描写と言動描写だけでこれだけの物が描けられるのが凄い。人間の外見から内側にある本質を鋭く見抜いてる。主人公が度重なる謎の真相を突き止めようとする男たるものの 再読。心情描写が殆どないにもかかわらず、情景描写と言動描写だけでこれだけの物が描けられるのが凄い。人間の外見から内側にある本質を鋭く見抜いてる。主人公が度重なる謎の真相を突き止めようとする男たるものの正義感がひしひしと伝わってくるのに、対して、金に目を眩んだ人たちの姿が滑稽な程哀れだな。結局、主人公は散々な目にとことん遭い、一銭も得ずして終わった。う~む、ハードボイルドですね。主人公の外見についての描写が一切ないけど、想像するにかなりできる男であるには間違いないが、それでも美人局に墜ちるのは男の性か?笑。 …続きを読む
    辺辺
    2019年07月04日
    16人がナイス!しています
  • これぞ、正統派なハードボイルド作品。志水作品は格調高いというのも頷ける。これほど人間の本性をユーモアを交えながら皮肉ってる作品はそうはいない。しかも殆ど心情描写がないにもかかわらずに、だ。「アラーの戒 これぞ、正統派なハードボイルド作品。志水作品は格調高いというのも頷ける。これほど人間の本性をユーモアを交えながら皮肉ってる作品はそうはいない。しかも殆ど心情描写がないにもかかわらずに、だ。「アラーの戒律がアラブ人ひとりひとりにはきわめて寛容であるように、よきキリスチャンにもときどきお伊勢参りが必要ということらしい。」「ニコニコ笑ってるしかない絶望もあることをわたしは知っている」心に響く名セリフが盛り沢山。しばし、このえもいえぬ余韻に浸っていたい気分だ。 …続きを読む
    辺辺
    2017年04月22日
    10人がナイス!しています

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