家族カタログ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041879375

家族カタログ

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041879375
万年係長のパパが、課長昇進試験を受けることになって、曾根一家は大騒ぎ。猛烈な受験勉強を経た当日。試験直前に思いがけない出来事が……「パパは受験生」他、家族の絆の意味を問い直す連作短編集。 万年係長のパパが、課長昇進試験を受けることになって、曾根一家は大騒ぎ。猛烈な受験勉強を経た当日。試験直前に思いがけない出来事が……「パパは受験生」他、家族の絆の意味を問い直す連作短編集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「家族カタログ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • さまざまな家族にまつわる短編集です。 1つの家族の,親族関係ではないところがいま一歩かも。 受験生,国際スパイ,悪女,大泥棒など,抱腹絶倒の物語の数々。 通勤電車で読むのによい。 さまざまな家族にまつわる短編集です。 1つの家族の,親族関係ではないところがいま一歩かも。 受験生,国際スパイ,悪女,大泥棒など,抱腹絶倒の物語の数々。 通勤電車で読むのによい。
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2011年04月29日
    74人がナイス!しています
  • 赤川さんらしいスラスラ読める短編集。一癖ある家族の話7編です。個人的には「もう一人の一人っ子」が好きでした。OLの由布子の父·恭平は死に際「ひさえ」と遺して逝く。母の名前は加奈子だ。「ひさえ」の正体は告 赤川さんらしいスラスラ読める短編集。一癖ある家族の話7編です。個人的には「もう一人の一人っ子」が好きでした。OLの由布子の父·恭平は死に際「ひさえ」と遺して逝く。母の名前は加奈子だ。「ひさえ」の正体は告別式で腹違いの妹だとすぐに分かるが、彼女の母は余命幾ばくもなく生活に困窮していた···。久恵が由布子を「お姉さん」と呼ぶラストは清々しく微笑ましい。1話あたり約40頁と短いので凝った伏線等はないが、どの話もハッピーエンドで読後感はいいです。「私のパパとお父さん」も登場人物がみんな優しくてほっこりしました。 …続きを読む
    ポップノア@背番号16
    2019年02月19日
    57人がナイス!しています
  • 無鉄砲だけど正義の味方、かわいくって憎めない女の子。ちょっと頼りなくて尻にしかれるタイプだけど、いざって時には火事場の力持ち!?な男の子。そんな組み合わせの登場に肩の力を抜いて素直に楽しめる家族の短編 無鉄砲だけど正義の味方、かわいくって憎めない女の子。ちょっと頼りなくて尻にしかれるタイプだけど、いざって時には火事場の力持ち!?な男の子。そんな組み合わせの登場に肩の力を抜いて素直に楽しめる家族の短編集。あくせくしないで読めたのはもちろん赤川さんの柔らかいが起承転結がちゃんとある文章とストーリーに寄るものだが、作中にスマホだSNSだとったところ構わずやり取りができるツールが出てこないからかも。正体を突き止めるための待ち伏せ、連絡に家電。なんか今、この時、この場所を大事にする雰囲気が新鮮で読後が心地よい。 …続きを読む
    わんちゃん
    2019年02月24日
    42人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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