食べるたびに、哀しくって・・

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1987年01月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041579107
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食べるたびに、哀しくって・・

  • 著者 林 真理子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1987年01月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041579107

食べることが大好きな真理子さんの、記憶に結びつく、食べ物エッセイ!

飯釜で炊き上げた、売れ残りの餡パン。お誕生会のバクダンコロッケ。歌謡ショーのさなか手渡された、上等でないくりまんじゅう。働き者の叔母と飲んだ、甘いコーヒー牛乳。戦争を想起させる、父が好んだソースひたひたのトンカツ。食べるたびに、ページをめくるたびに思い出してしまう、あんなこと、こんなこと……。食べることが大好きな真理子さんの、記憶に結びつく、永遠の名作食べ物エッセイ! イラスト:安西水丸

飯釜で炊き上げた、売れ残りの餡パン。お誕生会のバクダンコロッケ。歌謡ショーのさなか手渡された、上等でないくりまんじゅう。働き者の叔母と飲んだ、甘いコーヒー牛乳。戦争を想起させる、父が好んだソースひたひたのトンカツ。食べるたびに、ページをめくるたびに思い出してしまう、あんなこと、こんなこと……。食べることが大好きな真理子さんの、記憶に結びつく、永遠の名作食べ物エッセイ! イラスト:安西水丸

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「食べるたびに、哀しくって・・」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2016年486冊め。昭和62年初版のこの本が2016年のカドフェス本に選ばれた意図はわからないが、当時においても「懐かしい食べ物にまつわる思い出」を綴ったこの本は、平成の世では「かなり、懐かしい」感じ。これだけ 2016年486冊め。昭和62年初版のこの本が2016年のカドフェス本に選ばれた意図はわからないが、当時においても「懐かしい食べ物にまつわる思い出」を綴ったこの本は、平成の世では「かなり、懐かしい」感じ。これだけ美味しそうな食べ物に溢れているのに自虐的で哀しく思わせる文才はさすが。しかし最近でこそイニシャルで伏字にするようになったけれど、同級生や友人たちのことも名指ししてここまで書いてしまうのがマリコの怖いところである。 …続きを読む
    扉のこちら側
    2016年06月27日
    101人がナイス!しています
  • 2018年434冊め。再読。林真理子の観察力の鋭さがよくわかる。そしてこれだけ食に対する関心の高さがあれば、あれだけ年中ダイエットダイエット言っていても痩せないのもわかる。 2018年434冊め。再読。林真理子の観察力の鋭さがよくわかる。そしてこれだけ食に対する関心の高さがあれば、あれだけ年中ダイエットダイエット言っていても痩せないのもわかる。
    扉のこちら側
    2018年08月02日
    72人がナイス!しています
  • 【カドフェス 2016】林真理子さんの食にまつわるエッセイ。幼少時代と東京に上京時代の食べ物。山梨の実家では、親戚が和菓子屋さんだったので他の人よりは美味しいモノを食べていたんですね。林さんのお父さんが舟 【カドフェス 2016】林真理子さんの食にまつわるエッセイ。幼少時代と東京に上京時代の食べ物。山梨の実家では、親戚が和菓子屋さんだったので他の人よりは美味しいモノを食べていたんですね。林さんのお父さんが舟和の芋ようかんを好きと書いてありましたがうちの母、そして亡き祖父も大好きだったな。上京してからの食べ物よりも恋愛や林さんの周りにいる女性についての話は面白かった。女性に対しての嫉妬や羨望を赤裸々に話す林真理子さんは、さすがよく見ていると感じます。私もカツ丼好きだけど、女性には好ましいものではないとは… …続きを読む
    AKIKO-WILL
    2016年08月02日
    40人がナイス!しています

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