角川書店

なぎさ 山本文緒

なぎさ

対談

人生の幸福を迷い求める人たちの物語『なぎさ』新刊ラジオはこちらから

STORY

家事だけが取り柄の主婦、冬乃と、会社員の佐々井。同窓生夫婦二人は故郷長野を飛び出し、久里浜で静かに暮らしていた。佐々井は毎日妻の作る弁当を食べながら、出社せず釣り三昧。 佐々井と行動を共にする会社の後輩の川崎は、自分たちの勤め先がブラック企業だと気づいていた。元芸人志望、何をやっても中途半端な川崎は、恋人以外の女性とも関係を持ち、自堕落に日々を過ごしている。 夫と川崎に黙々と弁当を作っていた冬乃だったが、転がり込んできた元漫画家の妹、菫に誘われ、「なぎさカフェ」を始めることとなる。姉妹が開店準備に忙殺されるうち、佐々井と川崎の身にはそれぞれ大変なことが起こっていた――。

読むほどに、こころ揺さぶられる――賞賛と共感の声、続々!

賞賛の声、続々

著者紹介

山本文緒

1962年11月13日横浜市生まれ。神奈川大学卒業後、会社員生活を経て作家に。99年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で第124回直木賞受賞。小説に『ブルーもしくはブルー』『群青の夜の羽毛布』『ファースト・プライオリティー』『アカペラ』。エッセイに『かなえられない恋のために』。本作は中編小説集『アカペラ』以来5年ぶりの新刊、『恋愛中毒』以来15年ぶりの長編小説である。