at Home

ふぞろいで歪つな4つの家族の物語『at Home アットホーム』

著:本多孝好

いま、家族の話をしよう

  • 発売日:2010年10月26日
  • 定価:1575円(税込)
  • 四六判

映画化決定!! 2015年公開予定!!

映画公式サイトはこちら

竹野内豊さんからのコメント

今回は『太平洋の奇跡』(2011)という作品でもご一緒した蝶野博監督がメガホンを取るということでぜひ参加させていただきたいと思いました。家族問題がニュースで頻繁に流れる昨今、家族について深く考えさせられるメッセージ性の強い作品になっていると思います。森山家はもちろん、演じている僕たちにも血縁はないですけど、撮影が進むにつれてキャストたちとの距離感がすごく近くなったので、これもある種の絆と言えると思います。

松雪泰子さんからのコメント

過去に傷を抱えた者同士が集まってひとつの家族を作って生きていこうとする姿は、たとえ血が繋がっていなくても本当の家族よりも絆が深いと感じました。家族って単純じゃないし簡単に崩壊してしまうことも多々ありますが、痛みをお互い理解しようとするからこそ、そこに愛が生まれるんだということをこの作品を通じて感じていただけるんじゃないでしょうか。私自身、いつも“家族を諦めずに生きていきたい”と思っています。

映画

story

親子それぞれに特殊な職業につきながらも強い繋がりをもった家族、距離を置きながら同士のような関係に 置かれた義理の父娘、一度家庭を壊し人生を放棄しかけている男、妹のDVに勘づいてしまった兄……。 そこは人が本当に帰るべき場所なのだろうか? ふぞろいで歪つな4つの家族とそこに生きる人々。涙と冷静 と波乱を存分にたたえた、本多ワールド最高到達点!

収録作品

  • 「at Home」(角川書店「野性時代」2009年12月号)
  • 「日曜日のヤドカリ」(新潮社「Story Seller2」小説新潮 2009年5月号別冊)
  • 「リバイバル」(書き下ろし)
  • 「共犯者たち」(書き下ろし)

家族へのメッセージと本の感想募集 結果発表!(ペンネームでの発表となります)

最優秀作品(1名様)賞品 iPod shuffle
ニコラシカ さん(北海道)

お父さんへ
 私は正直いまだにあなたが苦手です。幼いときから一緒だったけれど、子どもの私と兄ちゃんに気を遣わせるし、お母さんの家事の大変さも「それがおまえの仕事だろ!」って言ってありがとうも言わない。絶対あんな人間にはならないと決意したのに、あなたと同じような職に就いて、なんとなくわかった。余裕がなかったんだと。今、あなたは退職し母と二人でうまくやっているみたいですね。洗濯も炊飯器のセットも覚えたみたいで良かった。母と仲良くやっているだけで安心です。
 どうかこれからも元気でいて下さい。ちっとも素直になれない娘、正職員でもなく、不安定な職なのに好きなことをやらせてくれてありがとう。
 最後に、誕生日祝いの電話をした時に「おまえの結婚式も見ないと安心できないからな〜(笑)」と、機嫌良く人が気にしていることを言うところ、やっぱり苦手です。

優秀作品(30名様)賞品『at Home』オリジナルフォトフレーム

ロシナンテ さん(埼玉県)、とら吉 さん(神奈川県)、ナオ さん(神奈川県)、Hana さん(北海道)コリー さん(宮城県)、川津丈宜 さん(東京都)、佐伯敦子 さん(神奈川県)、きらきらひかる さん(兵庫県)、やや さん(神奈川県)、yumemi さん(神奈川県)、A・T さん(茨城県)、コウキ さん(東京都)、こちょちょぴ さん(埼玉県)、さくらまま さん(埼玉県)、まなつ さん(東京都)、みっちぃ さん(熊本県) リンコ さん(神奈川県)、Kosuke Ito さん(東京都)、うさぎ さん(大阪府)、ジャン さん、氷炭 さん、sayumi.com さん、海原透子 さん、ゆっしーな さん、ぽっち さん、azs さん

抽選で20名様  賞品 本多孝好さん直筆メッセージカード

*ご当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

推薦文

水中メガネをかけて読むべきだ。
でないと涙が本に落ちて、ビショビショになってしまう。
乙一(作家)
  絆で結ばれているのが「家族」だと思っていた。でも違う。
いつだって、ゼロから始められるんだ。
ここに描かれる家族のひとりひとりが愛おしく、
抱きしめたくなった。
中江有里(女優)
血がつながっていなくても、どんなにいびつな形でも、心が通いあえる。大切な人同士が濃密な時間を過ごす。
本書を読んで、そんな「家族」を作っていきたいと痛切に思った。
渡辺 大(俳優)
  家族ってなんだろう。息子の寝顔を見ながら考えて、久しぶりに実家に電話した。わからないからおもしろい。ずっとわからないまま生きていけたらいいなと思う。
板谷由夏(女優)
理想の家族って何だろう--。
この本を読んでわかったことは一つや二つじゃなかった。
中村 航(作家)
  喪失や痛みを書いて「泣ける」と銘打つ本に、大人になるにつれ、だんだん惹かれなくなっていく。泣いた家族が、その後でどうするか。
それを教えてくれたから、自信を持ってオススメします。
『at Home』、「泣けます」。
辻村深月(作家)
本多孝好の小説を読むたびに
たっぷりと堪能しながらなお、いろいろ考えてしまう。(「本の旅人」2010年11月号より)
北上次郎(文芸評論家)
  読み終えた後、時間が経つにつれて『at Home』という
タイトルの深さが、胸の奥にじわじわとしみこんでくる。
吉田伸子(書評家)
続編を強く希望します!! 設定、登場人物、ストーリー、全てが好きです。
さわや書店 上盛岡店 佐々木美樹
  あたたかくて、せつなくて。思わず涙がこぼれました。
いろんな家族のカタチがあり、絆がここにありました。
フタバ図書 ソフトピア岩国店 増冨由記
心温まるエピソードに加え、各章に施されたあっと驚く仕掛けも素晴らしい。
ジュンク堂書店 大阪本店 阿部夕紀
  ひとは“家族”という無垢な結び付きに救われることがある。
傷んでいても、逢えなくても、血のつながりがなくても--。
あまねく魂に共鳴する、いま必読の書が誕生した!
ときわ書房本店 宇田川拓也
新しい『家族』の形がここにある。
当たり前に自分のいちばんそばにいてくれる誰かを大切にしたいと思わせてくれる、心に響く感動の物語。
明屋書店 東予店 丹下誠之
  本多孝好が家族をテーマに小説を書くと、こんなに暖かい物語になるのかと驚きました。胸の奥深く沁み入る本当にすばらしい物語でした。
三省堂書店 有楽町店 杉山学
傑作ぞろいの本多孝好さんの作品の中でもいちばん好き。愛らしいのと愛おしいのが飛び抜けてる!
それぞれがそれぞれを思いやっている姿になんか涙が・・・!
三省堂書店 京都駅店 中澤めぐみ
  家族は「できるもの」でなく「つくるもの」。昔、母に言われた言葉を思い出しました。目の前の家族の幸せに一生懸命な登場人物たちに胸が熱くなりました。 果たして私はそこまで家族を大切にしているだろうか……。
ブックスアメリカン北上店 菊地梓乃
家族という言葉や関係に甘えず関わりを深めていこう、より良くしようとする努力が必要だとこの本は教えてくれていると思います。
血の繋がりや愛情に甘えんなよっ!!と喝を入れられた気持ちです。
正文館書店 知立八ツ田店 家田華恵
  心の中では、いつも感謝しているのに、なかなか口に出せない。そんな人は(私も含めて)、ありがとうの代わりにこの本を家族に贈るのもいいかもしれません。
紀伊國屋書店 新宿本店 今井麻夕美
彼らの人間としての強さに人生捨てたものじゃないなと思い、すでに読み終えたストーリーをもう一度追ってしまっている自分に気がついた。 どの年代の方にも読んでほしい元気になれる人生再生の物語です。
立命館生協 リンクショップ 山西尚子
  今の時代に一番必要な力、それが家族という絆の力なのではないかと痛切に感じた。 心の震えが止まらない物語だった。
ブックスオオトリ 高円寺店 山口華子
非常におもしろかったです! やめられなくて結局一晩で一気読み。秀逸な文章、セリフ回しでぐいぐちと引き込まれ、 それぞれの物語が深く心に残ります。「小説の持つ力」を信じさせてくれる作家さんだと思っています。次回作も楽しみにしております!
丸善 日本橋店 松橋由紀子
  生まれつき、家族を持っていなかったり、持っていても最悪な家族な場合もある。けれど、 家族は自分で作ることが出来る。もう一度“家族”の幸せや絆を思い出させてくれる物語。
ダイハン書房 本店 山ノ上 純
「おかえりなさい」と言える家族がいる幸せ。「ただいま」と言える家族がいる幸せ。そんなことを思い起こさせる本物の家族の物語です。
様々な事情を抱えた家族がそれを乗り越え新たな一歩を踏み出す(あるいは踏み出しそうな)姿に感動します。
読後にこみ上げるじんわりとした温かい感情は、人を幸せにします!!
宮脇書店 唐津店 峯多美子
 

著者略歴

本多孝好
本多孝好

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。99年同作を収録した『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなど高い評価を得て一躍脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説を超えた新しい静謐なエンターテインメント作品を上梓、常に読者の圧倒的な支持を得ている。著書に『FINE DAYS』『真夜中の五分前』『正義のミカタ』『チェーン・ポイズン』『MOMENT』『WILL』がある。